不調を改善するプログラム

自律神経に注目!

現在さまざまな分野で注目を浴びているのが『自律神経』です。

「自律神経=からだの問題?」と思われるかもしれませんが、実は密接に関係しているのです。

慢性的な問題(例:肩こり、腰痛、関節に痛み)を抱えている方は、特にかかわりが強くでてきます。

具体的に説明しますと、交感神経(体を活動させる)が常に興奮状態にあり、副交感神経(リラックスさせる)が働きにくい状態になっている人が多いのです。

そうなると体の筋肉(特に背骨・骨盤回り)は常に緊張状態になり、体が硬くなる原因になります。

体の中心部が硬い状態で生活を送っていると手足の負担が大きくなり、体の不調をきたす原因となるため、根本の問題からアプローチしなければ、本当の解決にはなりません。(例:腰痛や肩こりで凝っているところだけをほぐしても、その時はよいがすぐもとにもどる)

また、普段の運動量が少なく体力が低下している人や、姿勢が悪い人、食生活が乱れている人も交感神経が優位になり中心部が硬くなりやすく、そこに仕事などのストレスが加わると影響は計り知れません。

どのように関わっているか、実際の問題と照らし合わせ説明しながらクライアント様に理解していただき問題解決に取り組んでいきます。

SPINE DYNAMICS

スパインダイナミクス治療について話す室井キャラ

痛みの原因に直接アプローチ!

『痛みは背骨と骨盤の状態《姿勢》に影響を受けやすい』?という研究報告から導き出された治療概念を基に、腰痛・肩こりなどの慢性疼痛の治療を行う療法が、スパインダイナミクス療法です。

 

慢性的な問題を抱えている方におすすめ

腰痛・肩こり・関節の痛みなど様々な体に不調に対してアプローチします。

 

肩こり・腰痛など慢性的な問題
肩こり・腰痛など慢性的な問題

 

その他にも、体の中心 (背骨・骨盤) の柔軟性が低下していると末端部分 (手・足など) に不調が生じます。

(肩こりがひどい方、ストレートネックと言われたことはありませんか?)

 

 

そのため、まず背骨・骨盤のゆがみを最初に取り除き、その後に問題のある部位に対してアプローチを行います。

 

アプローチの流れ

 まず手技にて、背骨・骨盤の柔軟性を改善させます。

スパインダイナミクス治療風景

 ストレッチで体の柔軟性を改善します。

背骨・骨盤のストレッチ

背骨・骨盤のストレッチ一例

 

 トレーニングにて体力を向上させます。

エクササイズ5種類

 

 

 治療後、心も体もリフレッシュ!

 

エクササイズ後水分補給でリフレッシュ

 

 

連動する背骨と骨盤

背骨は 24個の骨からできており S字カーブを形成しています。

S字カーブは体を支えたり、地面からの衝撃を吸収する役割を有しています。(例: 車や自転車のサスペンション)

背骨のS字カーブはサスペンション
背骨のS字カーブはサスペンションの役割をしている

 

そしてそれを支えているのが骨盤です。

背骨と骨盤は連動しているので背骨の動きで骨盤の動きや傾きも決まってきます。

その脊椎の弯曲機能には「上肢や下肢への運動を起こす機能」と「その運動の衝撃を吸収する機能」という2つの働きがあります。

弯曲機能に問題が生じると、脊椎の動きを補うために上肢や下肢の関節にストレスがかかり、疼痛が生じてしまいます。

 

S字カーブが崩れると・・・

骨盤の近くには動作にとって大切な重心があり、S字カーブが崩れることで正しい位置に重心をキープできず、重心を正しい位置に戻そうとしながら 動作を行うため、余計な筋肉の張りへとつながります。

その結果、関節のズレが生じ様々な部位への痛みへとつながります。

 

脊柱の弯曲機能に影響を与える因子は3つあります。

  1. 運動不足による体力の低下

  2. 不規則な食事や薬の飲み過ぎによる内臓の疲労

  3. 心理的なストレスや睡眠不足による脳の疲労

 

この3つが起因となって自律神経機能が崩れます。

 

規則的な食事と消化の時間帯円グラフ

 

自律神経機能が崩れると呼吸筋と呼ばれる筋肉が緊張して固くなり、脊柱の胸椎が固くなります。

これらの影響因子による脊柱弯曲運動障害を、運動療法(筋量増加・体力向上)と自己医療で解決していく方法が Spaine Dynamics(SD)療法です。

 

 


理学療法士資格認定証